製図の苦労から生まれたトミー式定規
「トミー式定規」を考案したのは当学院の創設者であり、洋装店経営の経験と実績を持つ畠山とみこ氏。
当時私は体型やデザインを変えて作る洋服の製図に苦労していました。
デザインを重視すればするほど計算が複雑になっていきます。
そこでこの苦労を解消し、もっと簡単に最新のデザインを取り入れる方法はないものかと考え研究を重ねました。
そしてついに洋裁の基礎となる計算方法を確立し、これを応用して大きさの異なった目盛りや各デザインの割り出しに必要な角度をはめこんだ「トミー式定規」が完成したのです。この定規は特許を取得し、洋裁界に革命をもたらしました。